火星の月の下で

日記がわり。

○とんど祭

近くの神社でとんど祭があった。
うちみたいな神社から少し離れているところまで、こども達が太鼓を叩きながら練り歩いてきて、餅を配ってくれる。
だいたい第2日曜日の朝にやってくることが多いので寝過ごしてしまうときもあるが、太鼓の音が近付いてきたら外に出て声をかけてやったりすると、お付きの大人達が「あけましておめでとう」と言いながら餅を配ってくれるのだ。
神戸、東京、大阪と、都会の真ん中で育ってきたので、こういう風習は実に嬉しい。
今年の初詣は書いた通り氷室神社に行ってきたのだが、三が日の内にこの地元の神社にも参ってきた。
するともう三日だと言うのにお神酒を勧めてくれて、「今日は寒いですなぁ」と神主さん(たぶん)が微笑みながら声をかけてくれた。
奈良はまだこういった昔の風情が残っているんだな、とちょっぴり嬉しくなった日でありました。