火星の月の下で

日記がわり。

◇東京五輪のボランティア

「【東京オリンピック】ボランティアの職種と募集人員が新聞に掲載される→「つまりプロにタダ働きしろと」「要人の接遇、身分証発行も!?」」(togetter:1236719)
前にもちょっと書いた2020東京五輪のボランティア問題。
以前書いたときは通訳募集についてだったけど、今回はその他の内訳と募集人数。
通訳をボランティアという名の無給労働でしのごうとするのもいい加減すごいと思ったけど、その手の内容、及び想定募集人数もとんでもなく異常であるな。
このまとめにも出てくるけど、ボランティアってことは、責任は極めて希薄、ということだから、事故やトラブルが起こったとき、誰が対応するんだろうね。
極端な話、「だりーからやっぱ行かねぇ」とか「あ、忘れてた、キャハハハ」とかでも文句言えないと思うんだけどなぁ、無給の相手に。
それ以前にそもそもボランティアってのは「無給労働者」って意味じゃないし。
人数にも相当驚かされた。以下、気になったあたり。
アテンド(海外要人の接待+通訳)8000人〜12000人募集。
ヘルスケア(急病、けがの初期対応、ドーピング検査支援)4000人〜6000人。
テクノロジー(通信機器の貸し出し+会場内での協議結果入力)2000人〜4000人。
この他にも、関係者移動用の車の運転に10000人から14000人を、無給で集めようとしている。
正確に言うと完全無給ではなく、若干の手当みたいなのは出るようではあるが、少なくとも専門技能をもった人間に対する報酬額ではないよなぁ。
これだけの人数がほんとに自主的に集まると思ってるんだろうか・・・。
一部では、大学や都内の学校に動員かかるのかも、という噂も流れているようではあるが。
中央省庁の職員がボランティアで行けばいいのに。