火星の月の下で

日記がわり。

古書市とSNS映像

 神田でブックフェアがあったらしく、続々と流れてくる戦利品報告のTL。
中には「読む」ためではなく「収集する」ことが目的になっているようなのもあるが、皆、嬉しそう。
だがこれをツラツラ見ているとひっかかるものがあるのも確かで、定価よりはるかに安い価格で購入したものをネット上にあげて大丈夫なんじゃろか。
現在絶版であったり、ことば通りの「古書」だったり、それこそ稀覯本とかだったら(法律的にはどうかわからんけど)心情的には別に問題ない気がする。
しかし、現行書籍だったり、ついこのあいだ出たばっかりの本を安価に買ったと写真付きでアップされているのを見ると・・・。
そのあたりの法律に詳しくないので、これが天の日の下でまったく問題ないのかもしれんけど、やはりちょっとひっかかるものを感じるなぁ。

 まぎらしい書き方になったので、整理しておくと、
・古書を買うことへの問題提起ではない。むしろ賛成の立場。
・欲しかった本が手に入って嬉しくなって報告する、これも気持ちはよくわかる。
・購入価格をアップする、・・・流通から消えているような本だったら別に問題視していない。
・現在普通に流通していたり、最近出たばっかりの本を、価格付き写真でアップする、・・・これがひっかかっているのだ。

 絶版だったり流通していなかったりだったら問題視しない、とは言うものの、昔大枚はたいて購入したかなり高価な書籍をその一割程度の価格で買った、と写真付きであげているのを見ると、問題視はしないとは言ってもフクザツな気分になるけどな。