火星の月の下で

日記がわり。

中年が演じる幼稚園のお遊戯を、売りには出せんよな

「日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか」
(ps://www.itmedia.co.jp/business/articles/2105/04/news018.html)
放送局とのつながりが解消されていないので、外に出せない、あるいは海外戦略がとりにくい、とのこと。
たしかにそういう一面もあるだろうけど、邦画を見ていていちばんダメだと思うのは、役者の演技力。
特に40歳以下、20代、30代の演技がもう絶望的にダメだ、というのが最大の理由に見える。
まぁこれは視聴者レベルの話なので、ここに書かれているような構造的なダメ・システムになっているから、結果的にイモ演技しか出てこない、という点もあるんだろうけど。
ガキの演技がヘタクソで見てられない、というのは昭和30年代頃からあったが(つまりわしが見始めた頃、それ以前もあったとは思うが)ヒットした映画には必ず、その幼いイモ演技を補える脇役陣が用意されていたし、人材もそれなりにいた。
しかし現在、大部屋俳優の充実とか言っても、たぶん経済的に不可能だろう。
ということは、若い俳優個々が演技力の上達に努めなければいけないのだが・・・。
ああ、やっぱりテレビ局の囲い込みなんかにつながっていくのかな。

あと、ここでは触れてないけど、今や国際的にはアニメの方が邦画より上なんだから、報酬はもちろん、ヴァラエティやドラマなんかに出ているチンピラ俳優どもよりステイタスをあげてほしいものですな、制作者、デザイナー、原画、声優、その他もろもろに。
なぜヴァラエティに出ているチンピラ連中をタレントって呼ぶのだろうね、才能なんて微塵もないのに。