火星の月の下で

日記がわり。

魔法少女ではなく、魔法幼女

なのはA'sを見て思ったのだが、設定年齢が魔法少女ではなく魔法幼女、にもかかわらず言動が女子高生以上なわけで、そこいらへんのしっちゃめっちゃかさがすごく楽しいわけだ。
まぁ、もちろん、作画には不安がいっぱいつきまとうものの、設定に関しては、ミッドチルダ式だのベルカ式だののあたりに、練りこまれたものを感じるし、魔法言語をデバイスの語る言語を替えてやってるあたりに、意図的なしかけを感じてしまうわけで、しかもそういったところをわりと見分けやすいように配置していてて、そういったことも含めて面白いし、心地よい。
今期スタート作品で言うと(トロイメントをまだ見てないので全体評価のつもりではないんだけど)、シャナとBLOOD+の2つが作品性としては突出してる感じがするのだけど、仕込みのたくみさという点では、このなのはA'sはその両作品に伍してると思うわけなのだ。
まぁ、個人的な好みを入れると、この3本にARIAを加えた4本をけっこう面白く視聴しているのだが、なのはA'sは、いかにも「ネタを突っ込んで」って感じを要求しているみたいなのが、ちょっと他と違う点かな。このネタの仕込みも、ぱにぽになんかのように、全部さらしてしまってるものともちょっと違う。
それでなんか書くつもりだったのだが、アニメブログの方を別に立ててしまっているので、そっちにまわす予定。
ネタふっといて、こういうオチはちょっとアレなんだけど、こっちではもう少しまとまってきたら書いてみようと思う。アニメブログの方は、見た週の内に、あんまり調べずにパパッと書いてしまうことも多いので。
とりあえず、最初に書いたのが、『魔法(Magie)と妖術(Hexenschaft)について』、で、次くらいに、魔法幼女の年齢について、みたいなことを書いてみようかと思っとりま。
まぁ、なのはA'sは、名前こそ魔法ものだけど、実際はSFであって、魔法文献からいろいろと考えるのもヤボなんだけど、この作品はたとえヤボでもそういうつっこみを楽しむ作品だと思うので。
あとは何かなぁ、魔法陣の系譜学とかも面白そうなんだけど、これは書くのにちょっと体力が要りそうなので、しり込みしてるところでもある。