火星の月の下で

日記がわり。

○京都府警のとんでもない人事

京都府警に初の女性警視誕生 ハイテク犯罪対策室長に・・・の記事。
この記事では女性であることに力点を置いているが、気になったのは以下のくだり。
>「ハイテク捜査の知識はないが、明るく、楽しく、一生懸命やるだけです」と話している。
・・・おい、ちょっと待て。(^_^;
ハイテク捜査の知識はないって・・・、これは捜査の知識がないのか、ハイテクそのものの知識がないのか、それとも両方か。
年齢を考えると、どうも両方くさいんだけど、こんなのが捜査サイドに立つわけか、なんかすさまじく冤罪とかが増えそうであるなぁ。。。
Winnyの事件で、京都府警は日本のネット文化、さらにはITの発展に対してもとんでもない冷水をあびせたわけで、長期的にはかなりの経済損失、国家的損失をこうむることになりそうなわけなんだが、その現場ではこういうヤカラが起用されていたというわけだ。
なんかたまらんなぁ。
かくいうワタクシも「捜査」という点に関しては素人というか、よくわかってないわけなんだが、とりあえず取り締まりにあたるサイドに望むのは、以下の知識。
1. まず、ネット関連の法律知識。
2. ネットのメカニズム、特にその国際性。
3. 経済社会、特に金融方面でのネットの果たす役割の自覚。
4. ネット犯罪の実際。
5. ネットの流行、特にビジネスモデルの流れ。
6. セキュリティの実際。
7. ネットの発達史。
8. あるアクションが起こす、ネット上での風評と実社会との違い。
うーん、なんかまだまだありそうだけど、いまパッと思いついたあたりではこれくらいかな。
特に、実社会の感覚とは似て非なるものについてしっかりと認識してほしいんだけど・・・この年齢と、「知識がない」なんて公言している異常さを考えると、ちょっと望むべくもないかなぁ・・・。
なんか今まで以上に、ネットユーザーは法的武装というか、防御をしていかねばならないと思う。
それにしても京都府警には、専門家がいなかった、ということなのだろうか、うーむ・・・。