火星の月の下で

日記がわり。

▽「新聞の危機」いよいよ表面化

毎日・産経が半期赤字転落 「新聞の危機」いよいよ表面化
単純に考えて「真実を報道するはずの新聞が捏造を立て続けに報道した」なら、そりゃ信用なくなるし、営業赤字になるのも当然だと思うんだけど、最近の論調で気になるのは読売隠し。
痛いニュースさんがこれを取り上げてるんだけど、どうもついてるレスを見ると「朝日・毎日は破綻して当然だけど、読売は残れ」みたいな論調のものがチラチラ目に付く。
おまえらゴミ売りがどんなひどい偏向報道やってきたか、どんな弱者いじめをやってきたか、知らんのか、と言いたい。
こういうの見ると陰謀厨ではないつもりだったんだが、ある程度読売の手が背後で動いてんのかなぁ、という気になってくる。たぶん全然関係ないとは思うけどさ。(^_^;
大昔のことだけど、戦後、3大紙体制ができあがった頃、「文化の朝日」「国際・経済の毎日」「社会面の読売」みたいな特色があって、今はもう見る影もないんだけど、読売が朝日・毎日に遅れて3大紙の中に入ってきたのは、大阪、東京両本社による、ゴシップ記事の網羅みたいなものがあった。
したがって販売部数では大手になったけど、どこかうさんくささ、信用のならないところ、みたいなのが常にあって、部数が多いのも、独「Bild」英「The Sun」の日本版みたいな印象だったのだ。言ってみれば、一般ネタも扱う「東スポ」「大スポ」といったところ。
事実に対する頓着のなさ、庶民のプライバシーに土足で踏み込む無神経さ*1、出自の卑しさ、場末のヨタ記事、と言った認識だったので、自分の頭で考えよう、と思う人は購読なんかしなかった。
もっともそれの代替になるはずの毎日・朝日があんなことになってしまったので、次は産経、日経しかない、みたいな感じになってるのもどうかと思うけど、ネットで朝日・毎日叩いてる連中は、工作員でないとしたら、ゴミ売りの庶民いじめの偏向報道にももっと目をむけろよ、という気もするな。
毎日、朝日の捏造偏向報道がわかりやすかったので、象徴としてたたきやすい、というのはよくわかるけど、だからといって「ゴミ売りにしよう」「もうゴミ売りだけでいいよ」なんていう発想は、かなり思考停止だなぁ、と思ってしまったのであるよ。

*1:この2点に関しては、最近の朝日、毎日もほとんど変わらんけどさ。