火星の月の下で

日記がわり。

△私が新聞に望んでいるもの

朝日新聞:大分、佐賀県で夕刊廃止 3月末で・・・というのを毎日が報じているんだが、地方とは言え、全国紙の夕刊がなくなる、というのは、昨今のメディア関連の営業不振が如実に現れ始めているのを痛感させてくれる。
朝日の場合、露骨に日本人に嫌われる紙面づくりに邁進しているので、経営という観点で見たらいったいどうなってるのか、はなはだ興味があるんだが、それはひとまず置くとして、私が新聞に望むものを現時点での気持ちを記録しておく。
囲碁・将棋欄。
現在、最大の購読目的がこれ。
朝刊で順位戦A級、夕刊でB級1組以下の棋譜、および棋譜解説が載っていて、とにかくこれ読んでスクラップする目的で購読している。
項目としてはやや特殊の部類に入るかもしれないが、一般人のスポーツみたいなもんじゃないかな、と思ってはいるものの、スポーツに比べて速報性が薄いのが欠点。
一応、タイトル戦と、順位戦A級の結果だけは翌日の新聞に載るんだけど、順位戦の結果はすべて翌日報道してほしい。
・テレビ欄。
なんのかんのいっても、新聞のテレビ欄は、全体を俯瞰するに便利である。
時間変更とか、プロスポーツ、事件の中継なんかで遅れるときの速報性という点では期待できないが、それでも全体を俯瞰する、というメリットはかろうじてまだ残っていると思う。
・株式市況。
ただし、これはテレビ欄と違って、ほぼ不要になりかけているかな、という気は少し・・・。
俯瞰的意味合い、という点でもネットの方が便利になりつつある。
・・・あれ?これだけ?(笑)
そう、これだけ。
うちは上の順位戦の関係で毎日をとってるんだけど、社説、コラム、といったあたりは、今世紀になってからすさまじく劣化、捏造、偏向の度合いが強くなってきたので、まともに読む気がしない、というか、最初から嘘とわかってる内容を読まされるのは精神衛生上よくないので、最近はネットで話題になったときしか読まなくなってしまった。
そんなわけで、新聞を購読している、というのが、そろそろ社会人として恥ずかしくなってくる時代ではあるんだが、将棋欄の棋譜解説になれてしまうと、少々前半分が劣化していてもやめられないのだ。
ちなみに、今でこそ家でとっているのは1紙だけになっているが、東京に住んでいた頃、毎日に加え、読売(十段戦→現在の竜王戦)、産経(棋聖戦)、日経(王座戦)、赤旗(新人王戦)と、最大5紙併読だった時代があったりする。(笑)
話をもとに戻すと、夕刊がなくなる、ということが起こるとすると、たぶん、将棋欄なんかは切捨てられそうなので、そのときが決別の引金になるのかな、という気がしているわけなのだ。
特に、A級の棋譜将棋世界週刊将棋なんかでも読めるものが多いけど、B級1組以下だとよほどの話題性がないと無理だろうから*1夕刊分の棋譜が見れなくなったら、かなり真剣に考えるかなぁ…。

*1:といっても、B級1組以下だと、夕刊でもすべての棋譜が載るわけではないが。