火星の月の下で

日記がわり。

○猫は狩りをする肉食動物

風邪であっても飼育動物の世話はサボれないので、だるいカラダをひきずりつつ、爬虫類の餌用マウスのケージを掃除したり、水換え、給餌、なんかをやってたんだが、どうもフラフラしてたせいか、マウスが一匹逃亡。
基本的に完全密室の飼育部屋で飼育してるので、逃げても外に出ることはないんだが、ドアがちゃんとしまってなかったのか、猫がドアの外からこの有様を見ていた。
逃げてもすぐにつかまえられるので、捕獲用の手袋を装着して、とかやってると、猫が音もなく駆け出して、一瞬でネズミを咥えてしまった。
驚いてネズミを放させると、既にネズミは絶命。
すげーなぁ、ひとかみしただけで殺しちゃうのか・・・とちょっと感心。
乳離れをしてすぐにもらってきた猫で、その間完全屋内飼育。
餌もドライフードをメインにたまに缶詰のウェットフードをやってるくらいで、もちろん魚や生肉を与えたことなんかない。
8歳なんで、そろそろ老境に入る年代で、人にもなれてて、かなりはっきりと言うことをきく良い猫になってたんだが、それでもネズミの動く影を見たら、一瞬で野生の血がわきたったようである。
さすがにつかまえただけで、こちらが叱るそぶりを見せただけですぐに離してくれたんだが、音もなく隙間へ駆け出して瞬殺してしまうさまは、けっこう驚かせてくれた。
猫は狩りをする肉食動物なんだなぁ、とあらためて思わせてくれた次第。
ネズミと言っても、いわゆる「マウス」で「ラット」ではないし、餌用に飼育しているものだから、というのもあったろうけど、それにしても一噛みしただけで絶命させてしまう、というのは、やはり本能でどう噛めばいいか、というのがわかってるんだろうねぇ。。。出血もまったくしてなかったし。
なおマウスは、見た目出血もしてなかったし、まったく汚れてもいなかったけど、唾液とかが残ってたらイヤなので丁寧にクリンペーパーでふいて、蛇の餌にいたしました。