火星の月の下で

日記がわり。

絶滅動物フクロオオカミの動画を見る

キッズステーションが平日の午前中にやっている児童むけ動物番組ダーウィンの動物大図鑑 はろ〜!あにまるを視聴していたら、フクロオオカミの動画が映ってて、少し驚いた。
本来この番組はNHKが製作したものだったんだけど、NHKの方はまったく見てなかったので、時間帯があうこともあって、キッズの方で視聴していたのだ。
先週、タスマニアデビルの回があって、そこで、かつてタスマニアデビルと競合していた種類として、1936年に絶滅したと言われるフクロオオカミのモノクロ動画が映って、ちょっとびっくり。動画として残ってたんだね。
かつては広くオーストラリア区に棲息したと伝えられるフクロオオカミ
人間と、それに伴うディンゴの進出で次々と住処を奪われ、ついにタスマニア島にのみ棲息することになったものの、知能をもった肉食動物として農民に嫌われ、駆除され、1936年に絶滅が確認された・・・みたいな話は知ってたし、ありし日の写真、というのは見たことはあったんだけど、動画で見たのは初めてだった。
しかし体躯後半のゼブラ模様とか、狼なのに有袋類とか、実に興味深い特性があるのに、絶滅してしまったとは、残念至極なわけだが、そのおかげか、同じ肉食のタスマニアデビルがかろうじて生存できている、ということがせめてものなぐさめかな、人類としての贖罪にはとうていならんけど。