火星の月の下で

日記がわり。

○こどもたちは、もう野球選手に夢を見ない?

子どものなりたい職業「サッカー選手」人気が過去最高に

男の子のなりたい職業「スポーツ選手」は、1999年から14年連続で1位。回答者の割合は、10年前(30.2%)、5年前(32.8%)に比べて、今年(26.7%)はやや減少しているものの、依然として2位の「警察官」(8.2%)以下を大きく引き離している。
また「スポーツ選手」の内訳を見てみると、「サッカー」67.6%)と「野球」(19.1%)の2大競技で大半を占めている。
その中でも「サッカー」は過去最高、「野球」は過去最低の割合となり、両者の差はこれまでで最大となった。

マンガ・アニメがけっこう判断材料になるな。
現在、野球を扱ったものって、数こそたくさん出てるけど、どうもおっさんくさい。
加えて、やたら銭・カネのことが出てくる。
そこそこヒットした作品のうちで青春の息吹を感じさせるものって『メジャー』の最初の2部くらいがほとんど最後なんじゃなかろうか。
それに対して、サッカーものは大ヒットした『イナズマイレブン』を筆頭に、だいたいが十代の選手を扱い、青春の情熱もうまくすくいとっている。
マンガやアニメの世界だけを見ている感じでは、未来有る若者のためにあるのがサッカーで、中年以上のおっさんのためにあるのが野球、という印象が非常にしてくる。
金銭にからんでもいい実際のプロ球団は、チーム数だけならサッカーの方が多いのに、金銭がらみや、おっさんの生活臭なんかが野球マンガの方に強い。
時代の趨勢だから仕方ないだろうし、この記事に腹も立たなければ、悲観もしない。サッカーも嫌いじゃないしね。
ただ野球関係者や、野球好きの人に、こういった感覚がかなり欠落してんじゃないだろうか、と感じることは多々ある。
野球人気が、ワタクシも含めておっさん、じいさんどもの生きている間に消え去ってしまうことはないだろうし、マイナースポーツに転落することもあったとしてもそれは我々が死んだ後だろうから、現実感がないのかもしれないけど、サッカーの方が若い人に人気がある、ということに気づいていないおっさん連中って、実はかなりいる感覚なんだよな。
年度末の打ち上げなんかで「君の好きな球団は?」とか「巨人ファンか?阪神か?」とか酔って聞く人って、いまだに見かけるのだよ。
ちょっと前になるけど、東京のとある校の打ち上げで両者べろんべろんに酔っ払った会話を思い出す。
中年でヤクルトファンの教科主任に「好きチームは?」と聞かれて、大学出たての若い方が「マリノスです」と答えてて、全然会話がかみあってないを目撃したこともあったのだ。(笑)