火星の月の下で

日記がわり。

○県民の利用できない県立図書館

「県立図書館の閲覧・貸し出し廃止、川崎は廃館」と県教委方針/神奈川
最初この記事を見たとき、データセンターみたいなのに切り替えて、書籍が傷まないように、貸し出しの代わりに国会図書館でやってるみたいな有料のコピーサービスにするのかな、と思ってたら、どうもそうではないらしい。

県内屈指の専門書を有する県立図書館2館について、県教育委員会は7日、横浜市内の1館に図書所蔵機能を集約し、閲覧・貸し出しサービスは廃止する方向で検討していることを明らかにした。
川崎図書館は廃館となる見通し。県緊急財政対策に基づく施設見直し計画の一環で、今後は市町村立図書館の機能を補完する事業に特化させる方針だ。
都道府県立図書館を県民が直接利用できなくなるケースは例がないという。

ほんとにそのままの意味で、閲覧・貸し出しが出来なくなる計画らしい。
まだ決まったわけではないみたいなのだが、もし決定すれば、県民が利用できない図書館、という前代未聞のデキゴトになるのかもしれない。
廃止、廃館ならまだわかるんだけど・・・。
しかし神奈川県ほどの人口規模で「緊急財政対策」っていうのもなんかすごいな。
農業と公務員しか仕事のない地方の田舎県が言い出すのならまだしも、国内2位の人口規模がある神奈川県で緊縮財政とかになってる、っていうのは、どう考えても、政治の失敗だろう。