火星の月の下で

日記がわり。

◎天皇が水木しげる氏について尋ねる

両陛下が鳥取県から帰京 「まんが王国」の説明聞く

米子空港出発前には、米子市の県立米子コンベンションセンターを訪れ、鳥取県が進める漫画を活用した地域づくり事業「まんが王国とっとり」について、平井伸治県知事の説明を聞いた。水木しげるさんら同県出身の漫画家を紹介するパネルを見た天皇陛下は「(水木さんは)お元気ですか」と尋ねていた。

水木しげる氏が皇族にどんな感想を持っているか、というのは60年代くらいのまんがにちょくちょく本音がこぼれているものがあり、そういうのをほぼリアルタイムで読んでいた身としては複雑な気分になる。
ただまぁ手塚賞を受賞されたときに、犬猿の仲だった手塚治虫についても皮肉ですませられるていどには丸くなっていたので、さすがにおとなげない反応はしないと思うが、心中複雑かもしれまへんな。
もっとも、はるかに高位にある側からこういう感想がもれてくる、というのは、水木マンガの勝利ともとれるので、そんなに悪い気はしていない、と思うが・・・。