火星の月の下で

日記がわり。

◇こどもの減少、地方の消滅。

極点社会、というらしい。
「極点社会」人口減少の現実

少子高齢化が急速に進む日本。ところが今、地方では、経済を支えてきた高齢者すら減少し、次世代を担う若い女性たちが仕事を求めて大都市に向かう動きが加速しようとしています。専門家は、こうした状況を放置すれば、日本全体が縮小し、いびつな「極点社会」が生まれると警告しています。

こどもだけでなく、高齢者、適齢期の女性までもが激減していく社会。
地方の疲弊はもはや消滅へとまっしぐら、ということのようだ。
大学時代、東北のド田舎出身の子(♀)だったが、たまたまコンパで一緒になったとき、「田舎の年寄りは自分達の娘は都会にやりたがるくせに、自分の息子の嫁は地元にひきつけておきたがる」というのを聞いたことがあった。もう30年以上昔の話だが。
田舎者の身勝手と言うなかれ。
それは人間がもっているヒエラルキー意識が濃厚に出てしまうからだろう。
競争原理が働くためには機会の均等もさることながら、ある一定の量、人数も必要なのだ。
個人的には短期的に国力が落ちたとしても、強引に首都圏から人をひっぺがすべきだと思っている。
特に、東京にしかない国立のもの、施設、機関をもっと地方に分散してほしい。国会図書館の関西分館みたいな形ではなく、東京に残さず地方に丸ごと移転させる。・・・でも無理だろうなぁ。
東京大学を首都圏から移動させるだけでもそうとう効果あるんだけどね、「東京大学」という名前があわないのなら「国立第一大学」にするとかなんとかして。
いつも思ってるのは、首都圏居住税なんだが、これはもっと無理かな。(^_^;