火星の月の下で

日記がわり。

○問題点は一様に減るわけではないということ

生活水準2割低下!35年後の予想

日本の人口がピークに達したのは2008年。この時の人口は1億2808万人だった。
しかし、今後は2050年に1億人、2100年には5000万人を切るという猛烈なペースで減少していく。
明治維新当時の日本の人口は約3400万人だったことから、およそ150年かけて増えた人口が、だいたい100年かけて元へ戻る計算だ。

以前から考えていたことがちゃんと書かれていたので、リンク。
それは人口減少自体はこの終戦直後くらいまで戻るのであれば問題ないと思っていたこと(この点は記事とは違うが)だが、問題だと感じるのは一極集中が絶望的に進んでしまう、ということの方。

さらに、最近注目されているのが、「人口減少が一様ではなく、大きく減る地域とそうでない地域がまだら状に存在する」という問題だ。
全国を1km2ごとのメッシュに区切って、メッシュごとの人口増減を予測したところ、2050年の人口が2010年時点の半分以下になるエリアは、現在の居住地域の6割以上を占めることがわかった。
一方、人口が増えるエリアもわずか2%ほど存在するが、それは東京圏や名古屋圏など、ごく一部に過ぎない。

理想を言えばこの真逆、首都圏の人口が劇的に減っていって、それで全体が減少する、というものなんだけど、実際はその逆。
しかも首都圏での増加は自然増ではなく社会増によるもの。
一極集中は政策の結果なのだからその逆をやれよ、という気はものすごくしているんだけど、たぶん無理だろうな。
個人的には「首都圏居住税」と「関東以外への遷都」の二点なんだけど、どちらも実現性はほぼ〇に近いし。
まぁオレの死んだ後のことなんで、どうでもいいと言えばどうでもいいんだが。(^_^;