火星の月の下で

日記がわり。

鹿児島大学にタランチュラ出現。

鹿児島大でタランチュラ捕獲 「なぜこんなところに」

熱帯地域などにすむ毒グモのタランチュラが鹿児島市鹿児島大学構内で見つかった。研究室など学内で飼っているとの情報はなく、どこから来たかは不明。大学は29日、「見つけても、むやみに近づかないで」と学生らに注意を呼びかけた。

タランチュラというと、ポーの『黄金虫』冒頭の引用一節、
「おやおやこいつ、気違いみたいに踊ってらぁ、きっとタランテ蜘蛛に刺されたんだな」
という一節を思い出す。

体長約10センチで毒性が弱く、ペットショップなどでも売られている「ローズヘアタランチュラ」とみられる。かまれても死ぬことはないが、かまれると非常に痛く、腫れる場合があるという。

ということで、ローズヘアだったようで、ペットスパイダーの中ではかなりの人気種であると同時に、入門級から初級あたりに相当する蜘蛛で人気はすこぶる高い。
大学の構内という場所で発見されたせいで、なんとなく「研究用が逃げ出して」という発想になったんだろうと思うけど、エキゾチック系ペットショップでの普及を考えると、普通に飼ってた個体が逃げ出しただけだと思う。
私は蜘蛛飼いではないけど、こんな事件で蜘蛛飼育が規制されるとなんかいやだなぁ・・・。
ローズヘアなんかペットスパイダーとして入ってきている連中の中では毒性は極めて低いし、致死に至るなんてこともめったになかったはず。まぁ、絶対にない、とまでは言いかねるけど。
それともう一つ気になるのは、鹿児島くらい南国だと、繁殖してしまう可能性はあるのかなぁってこと。
こっちの方が気になるところかな。