火星の月の下で

日記がわり。

▽土日の差(曜日のことではない)

ウイグル人なら射殺も辞さない中国に噛み付くトルコ
「噛み付く」という表現に少しばかり悪意を感じないでもないな。

7月にトルコの首都アンカライスタンブールで、トルコ系イスラム教徒のウイグル人を迫害する中国政府への抗議デモが起きた。

ウイグルがトルコ系である、という認識は日本人が思ってる以上にしっかりとあるようだ。
むしろ現在アナトリアを主たる領土としているトルコ共和国の方がトルコ系としては西端の民族である上に、コーカソイド系住民との長期にわたる混血で肉体的な面でのトルコ系らしさがかなり失われてしまっているのだが。

中国に対するイスラム世界の厳しい姿勢はラマダン(断食月)に入った直後の6月中旬から見られた。東トルキスタン南部のホータンでは、戒律を守って慎み深く暮らしている敬虔なムスリムたちに対して、地元の中国共産党政府は隣で華やかなビールパーティーを連日昼夜にわたって開催して挑発。「共産党員は邪教を信じてはならない」との通達も自治区の津々浦々に回され、ウイグル人公務員の断食も禁止。ウイグル人が経営する食堂も平常どおりの営業を命じられた。

東トルキスタンにおけるウイグル人の弾圧は、チベットほどには報じられていない感じであるけど、そもそも宗教的結束という点では最も独裁政治や共産主義と相容れないイスラム教であれば、摩擦は最大であろう、というのは想像するに難くない。
さらに悲しいことに、日米欧のリベラル連中は決してこのことに抗議もしないし報じることもない。
トルコ系はイラン系と同様ムスリムの中では少し浮いた存在ではあるのだが(もっともトルコ系とイラン系は真逆だけど)全ムスリムが結集、意思統一をして支那共産党と対決してくれればなぁ、と思う。
なんであんなとこにオイルを売るのかね。