○ラマダンの影響
28日から約1カ月間のイスラム教のラマダン(断食月)に際し、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で決勝トーナメント進出を決めたドイツのMFで、トルコ系のイスラム教徒メスト・エジル選手(25)が「今年は断食しない。私には仕事がある」と宣言した。
移民選手が主力になりはじめた00年代くらいから国際試合でちょくちょくこうなるのを見ていたが、今大会にもその影響をこうむる選手はでてくるらしい。
一方、対戦相手のアルジェリアはイスラム教国で、主将マジド・ブゲラ選手(31)は「体調を考慮して決めるが、私はおそらく断食する」と話しており、選手によって対応は分かれる見通しだ。
旅行中の人や乳幼児、高齢者、病人、妊婦らは断食を免除されており、W杯は「旅行中」に該当するとの考え方もあるという。
・・・ということなので、女性差別や獣肉食の禁止ほどには厳格ではないのかもしれない。
異教徒である我々にはどの程度の精神的負担になるのか、ちょっとよくわからん世界ですな。