火星の月の下で

日記がわり。

○古書における前の持ち主の落書き

古本買ったら旧海軍指摘おじさんに添削されまくってスゴイことになってた(togetter:913348)
もっと本格的なことが書いてあるのかと思ったら、経験者でなくてもわかりそうなことがつっこまれていた。
そもそもここに上げられていることって、マンガ作者が勉強不足というか、資料調べができていない印象でありますな。
先日も女子の髪型とか風呂での扱いとかトイレでのスカートの所作とか、普通描くときに調べるだろ、というようなことがやり玉に挙がっている感じで、わしがマンガを描いていた70年代には、編集者にその辺のことをしっかり勉強しろ、と言われたもんだったけどなぁ。
それはともかくとして、古書の落書き。
ここに描いてあるのは確かに少し陰湿なつっこみ、ととれなくもないけど、対象に対する思い入れの深さも伝わってくるので、比較的ほほえましいものではなかろうか。
宗教学関係の古書とか手にするともっと悪質な、読む気がなくなるような強烈なのがあるので、正直古書の落書きには否定的である・・・もっとも肯定的な人はそういないとは思うが。
古書は購入前にチェックできるのが原則なので(工□本とかは除く)そんな凶悪なのをつかんでしまうことはめっきり減ったけど、若かりし頃はけっこう精神的衝撃をくらったもものでありました。