火星の月の下で

日記がわり。

○ノーベル文学症?

なんか昔書いた邦人ノーベル文学賞候補としての多和田さんへの記事にやたらアクセスがあるんだけど、そいやノーベル賞の季節なのね。
しかし自然科学部門では日本もたくさん受賞者が出るようになっているが、文学賞に関してはまだ2人ってこともあってか、期待する空気ってのがけっこう強いのかも。
どこかのアホな国みたいに「ノーベル文学症」になってしまわないよう願う。
さて、これだけだと場末のヨタゴトレベルにすらなっていないので、来週発表されるであろう文学賞の候補に、はずれるのを覚悟で一人名前をあげておく。
アドニス(1930〜)。シリアのアラビア語詩人。
なんといっても5年前、ゲーテ賞を取ったことで一躍注目されることになり、ワタクシ自身もこのゲーテ賞受賞で名前と作品を知った・・・と言ってもドイツ語訳されたもので、アラビア語では読んでいないのだけど。
とはいえ、それでも日本人に受賞はしてほしい、と思ってはいるんだけどね。