火星の月の下で

日記がわり。

○歴史の道

奈良市の「歴史の道」を歩いていると、とても道とは呼べないような畦道や隘路が含まれていてなかなか面白いというかものすごいというか。
そういった畦道や隘路みたいなところに入った時には、だいたい石碑があって「ここから!」みたいな指標があるんだけど、それで示されていても「ほんとにここが?」と思ってしまうこともしばしば。
実は引っ越してきた当時、この「歴史の道」なるものを知らずに秋篠寺にお参りに行ったとき、帰り際に白系外国人カップルに「歴史の道を使って秋篠寺に行きたいのだがどういったらいいのだろうか?」と道を尋ねられ、歴史の道ということばの方にはまったく気付かず、秋篠寺へ向かう広い通りの方の道(競輪場から迂回する道)を教えてしまったことがあって、あとで「歴史の道」を知って、あの外国人カップルに悪いことをした、と後悔したものだった。
最初カタコトの日本語で話しかけられたのだが、あまりに発音がヘタでわかりにくかったため英語でやりとりしたのだが、「The historical road」とかではなく「Rekishi no michi」と発音していたので、あの狭い道をここまで南から辿って来ていたのだと思う。
引っ越してきてすぐの頃、10年以上前のことなので、今ここで書いても絶対に伝わらないとは思うのだが、正直、申し訳なかった。