火星の月の下で

日記がわり。

○「時代が終わった」の失語症

誰かが死んだり、誰かが引退したりするとき決まって出てくる「ひとつの時代が終わった」の言い回し。
たぶん「オレはこのジャンルの全盛時代を知ってるんだぜ」みたいな心理が働いているのかな、と思ったりもするのだが、実際のところ、うまく説明できない、まとめられない失語症にかかってるんじゃないか、と思うことがしばしば。
さすがに専門家や関係者からこの言い回しが出てくることはめっきり減ったけど、ニュース関連なんかでコメント機能とかSNS系とかとの連動があったりすると、決まってこのフレーズが出てくる。
素人意見というか自己顕示みたいなところもあるのでいちいち気にしてても仕方ないのだけど、こうも判で押したように出てくると、さすがにイラッとするときもありますな、特に好きだった人とかの訃報で目にすると。