火星の月の下で

日記がわり。

◇紀元節の代休

他の代替の利く記念日と違って、建国記念の日が日曜と重なって代休になる、というのはかなり変な感じというか違和感がある。
ほとんどの日本人にとっては休暇が増えるので(もしくは減らないので)歓迎すべきところなんだろうけど、記念日の意義としては少し首をかしげるところでもある。
これに関して、紀元節の現在の正式な名称が「建国記念の日」であって「建国記念日」ではない、というのも微妙に関係してきそうだ。
この件については終戦直後、占領軍とのやりとりとかもあって簡単ではないのだけど、国の記念日をどう扱うか、については全て一律という具合にはいきかねる、という心理が少しある。
抽象的な記念日であれば「第○月曜日」と移してもいいかとは思うけど、伝承も含めて何かが行なわれた日はあんまり移動してほしくないし、代休も少しばかし違和感がある、というところなのだ。(紀元節は移動していないだけまだましなんだろうけど)
紀元節以外だと「体育の日」なども東京五輪開催の日として記憶されていたはずなので「第2月曜日」などに移してほしくなかった、という気持ちも少し。