火星の月の下で

日記がわり。

○次元の声が痛々しくて聞いてられん

ルパン三世』・・・アニメブログの方では全然取り上げてないけど、けっこう面白くて毎週見ている。
もっとも今週の砂漠を逃げ回るヤツは今までに比べるとちょっとイマイチではあったが。
ネット時代を巧みに取り込んで、その線上で活躍する新ヒロイン・アミが、ルパン・ワールドを継承したデザインでありながら適度に現代風で可愛いく仕上がっていたりして、視覚的にもけっこう楽しい。
ルパンと銭形とのかけあいも、往年のイロモノ調をそのままひきずっているわけではなく、細かなアレンジとかもあるし、現代風にあわせようという感覚は見てとれるので、そういう意味でも「名作」の名にふんぞりかえったりはしていないところがあって、けっこう楽に見られる。
ただ一点、次元の声が、あまりに痛々しくて、それだけが気がかりな状態。
小林さん、もう80越えてんだよなぁ、昨今の若手でたまに見られる「棒」な人とは違った「老い」のつらさがテムポに現われていて、かなりつらい状況。
次元の登場場面が『カリ城』以降に見られた不自然なコミカル調ではなく、殺し屋としての怜悧さがあったりして、作画面ではすごくいいだけに、残念。