火星の月の下で

日記がわり。

◇ピトケアン諸島、TPP参加か?

「TPPにも参加意向 英、EU離脱基本方針決定」
(p://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201807/CK2018070802000122.html)

英国のメイ首相は六日、特別閣議を開き、欧州連合EU)離脱の基本方針を決めた。通商面では離脱後もEUの規則に合わせ、新たな「自由貿易圏」の構築を目指す。
英政府として初めて公式に、環太平洋連携協定(TPP)への参加意思も表明。
日系自動車メーカーなど産業界に配慮する方針にかじを切ったが、具体策の詰めが難題となる。

EUとの経済統合が外れたときのための保険、あるいは今後の多角貿易の一環だろうと思うので、日本で少し話題になっているように、イングランド政府が本格的に太平洋沿岸諸国との貿易拡大に取り組んでいるかのような見解は、まだもう少しようすを見る必要があるだろう。
そもそも英国はAIIBの参加国であることを忘れてはいけない。
しかしそれとは無関係に、地歴的なニュアンスで太平洋諸国としての英国、というのはなかなか心くすぐられる響きで、太平洋に植民地を持つ英国、というのがちょっと話題になってる。
人口56人程度と言われる英領ピトケアン諸島がそれで、その名前に聞き覚えがなくても「バウンティ号の反乱」事件終局の場となった島、と言えば、ああ、あそこか、と思う人も多いだろう。
ピトケアン諸島が主体となってTPPに入るわけではないだろうけど、久し振りに聞くこの名前に、いろいろ妄想がわきおこってくるところであるな。