火星の月の下で

日記がわり。

不浄の意識

今回の武漢肺炎騒動で、ときどき出てくる日本人の衛生意識。
手洗いとうがい、大流行している諸国に比べるとまだやっているといわれる日本。
たぶんそれは大枠としては正しいのかもしれないが、衛生観念だけではないのではないか。
不浄の意識が少なからずあるのではなかろうか。

何か不快なものに触れた時、それが数日たってもまだ触れた個所に残っている感覚。
菌やウィルスの種類によってはそういうこともあるだろうが、一般的には過剰反応。(今回のウィルス騒動のことではないが)
実際は、洗っているというより、すすいでいたりする。
そういう意識が潜在下にあるので、わりと手洗い、うがいの習慣化に抵抗がないのではないか。
もちろん衛生意識としてやっている人もいるんだろうけど、なんとなく宗教感覚、迷信感覚でやっているようにも感じる。