火星の月の下で

日記がわり。

人工物が小惑星になるくらいの歴史

「8月に発見された小惑星、54年前にNASAが打ち上げたロケットの残骸である可能性」
(ps://science.srad.jp/story/20/10/13/2115203/)
1970年の大阪万博で「月の石」を見に行った世代としては、かつて「夢と希望にあふれていた」宇宙科学や宇宙開発が、こういうことにもなるくらい歴史を重ねてきた、という感慨がある。
宇宙開発は当時から軍事転用の基礎科学みたいにとらえられていたし、当時のSFなんかではそれをベースにしたものが多かった。
それどころか、当時の宇宙開発がSFの思考に少なからず影響されていたように見える程度には密接していた。
そしてそれが、功罪両面いろんな形を見せながら今日にいたり、その歴史のヒトコマとして、こういう現象(というか発展?)と出会えるようになる。

とまぁ少し爺くさい回顧になってしまったけど、実際のところ、どうなのかね。
記事を読む限り、人工衛星の末路みたいに見えるけど。
ともかく、宇宙開発のデブリ問題もからめて、いろんなデータが提供されることになるんじゃないかなぁ、人工物だったとすると。