火星の月の下で

日記がわり。

「映画やドラマを観て「わかんなかった」という感想が増えた理由」前編。
(ps://gendai.ismedia.jp/articles/-/83647)
「『逃げ恥』『シン・エヴァ』…「リテラシーが低い人を差別しない」作品が時代を制する」後編。
(ps://gendai.ismedia.jp/articles/-/83706)
前編の方は、まあまあ納得できる論調。
とはいえ、感覚的には90年代半ば頃からこの傾向をアニメなんかで感じてたので、ようやくこれが全体的傾向になってきたかな、という感想。
アニメは話がつまんなくてもまだ「絵が良ければ」という違う尺度もあるけど、実写ドラマ、それも民放の帯で流れてくるのって、ほとんど苦痛に近いくらいつまんなかったので、理由がどうとか、もう触れたくない、考えたくない、というくらいのゴミになってた。
民放ドラマを見て喜んでる層って、海外文学の一流どころを読んでないんじゃねーの? という感覚。
90年代は「実写だからつまんないのかな」という錯覚もあったけど、デジタル時代になって、海外の連続ドラマを手軽にみられるようになってきて、ああ、日本(というか東アジア)のモノがつまんなかっただけか、と体感的にわかるようになってきた。
映画の場合はどうなんかな、と思ったけど、これも邦画か洋画かでだいぶ変わってくるのではないか。
一から十まで説明しないとわからない、ていうのは、そりゃ商業作品なんだから、そういう宿命でしょ、とは思うけどな。
芸術作品じゃないんだし。

後編の場合は、少し強引。
作り手側の技術論としては、まあまあそうかな、とは思うけど。
ただどっちにせよ、テレビの放送基準で守られてきた過保護の日本ドラマの制作陣が、どんどんバカになっていった結果なんじゃないのかね。