火星の月の下で

日記がわり。

日露友好

ちょっと前の記事になるけど、毎日にアレクサンドル・チェチューリン氏の記事が載っていた。先週の土曜日だったかな。一応切り抜いておいたものの、ネットででも読めるかどうか検索してみたところ、24日現在、まだ読めるようである。http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050319k0000m070168000c.html
日本国内におけるロシアの平均的印象としては、甚だ否定的なものが多く、ほとんど仮想敵国感覚の人も多いと思う。実際先の大戦終結直前の不可侵条約の破棄や、領土問題、最近ではロシア国内の日系企業に対して幾つかの乗っ取りが画策されているなど、入ってくるニュウスは、そう感じさせられても仕方のないものばかりのようだ。まぁソ連時代は、米国と軍事同盟を結んでいたわけだから仮想敵国ではあったんだろうしね。それがあるから、愛国戦隊○○○なんかも楽しかったわけだし。
そういう側面を否定するわけではないけど、日本の近隣諸国としてはロシアはかなり柔軟性がある方だと思う。連中の現実主義というのは接してみないとちょっとわからないところもあるので、ともすれば理念が先走る日本人としては、例えば最近喧しい隣国との別の領土問題と感覚を同じにしてしまいがちだけど、こういう記事を読むと(無論これはロシア国内において、かなり例外的意見であろうとは思うけど)決して硬直した頭ばかりではない、と改めて思わされる次第である。
あんまり政治的な内容を深く書くと、荒れるもとなんでこのくらいにしておくが、私はけっこうロシア人に好感もってるので、領土問題等を解決して早く日露友好が公式の上でも実現してほしいと思っている。