火星の月の下で

日記がわり。

◎ツバサ 第3話

元が少女マンガだったらそれほど気にもならなかったんだけど、掲載誌がタテマエとは言え少年誌なだけに、バトルとか、対決とか、強さとか言ったあたりの生ぬるさが、どうしようもなく引っかかってしまいます。テレビシリーズとしては、十分水準は越えてるとは思うのですが、あえて書き残しておこうと思う。たぶん、毎回思うことになりそうだけど。
強さ、っていうのは、他人を倒して勝ち取るもの、っていうのは少しいいすぎかもしれないけど、実際子供向け作品としては、ある程度のオブラートにかけて表現されてしまうものの、やはり根底に(否定するにせよ肯定するにせよ)そういった相手を打ち倒して勝ち取る、あるいは見出す思想があるわけで、それがないところからスタートしてる、っていうのは、いかにも「女の子のきれいごと」を見せつけられている不快感があるわけです。「PTAの競争排除理論」と言ってもいいけど。
レイアースのときには、そこいらへん、もっとうまく表現されてたのになぁ。保守化してきつつある、っていうことなのかなぁ。