火星の月の下で

日記がわり。

◎エマ 最終回

かなり遅れたけど、最終回だったので、少しだけ触れておく。
話数を考えると、ここで切ったことや、あの終わり方は納得いく部類だったと思う。
原作派の方から「駅で二人をあわせちゃだめだろう」という意見もあったようだけど(確かに原作読んでいる立場としては、その感じ方は十分納得いくのだけど)原作を読んでいない人も見ている、そして一応ここで話が終わる(原作では一応続くので、アクションとしては正しいけど)という点からすると、これはこれで仕方ないと思う。
全体的な印象として、美術のすばらしさに、とにかく感動した作品で、歴史考証にしても、もちろんたとえば、当時のロンドンの車道が馬糞だらけだった、といったこともあるのだけど、そのへんの入れ方、省き方も含めて秀逸だったと思う。
ドラマの方も、妙なアイドル系CVを排して、実力のあるメンツを揃えていたように思うし(近年、こんなしっとりとしてドラマはひさしぶりのような気がする)、なかなかの佳品だったと思う。