火星の月の下で

日記がわり。

ワンセブン

ファミ劇でやってる大鉄人ワンセブンを見てるんだが、すごいね、これ。
ゴメスが死ぬところまでは、一番とは言いかねるけど、日本テレビ特撮史に残る名作だと思う。
もっとも、最近はほとんど見てないので、私が見た限りでは、という限定範囲ではあるけど。(笑)
放映当時、世界最高のコンピューターに「地球環境を守る」ことを命題として出したところ、「人類の存在が地球にとって害をなす」と判断してしまい、暴走してロボット軍団を作り、人類に挑戦してくる、っていうハードな展開に感心して見てたんだけど、今見直すと、前半限定ではあるけど、故・平田昭彦氏演ずるところの、キャプテン・ゴメスがすばらしいキャラクターで、毎回、彼見たさに見ていたありさまであった。
個々のドラマにも素晴らしいものがいくつかあって、開始早々戦死する、レッドマフラー隊初代隊長が、実は佐原博士の長女と恋仲であったりとか、2代目隊長剣持が、一人で生きていけるようにと主人公南少年を厳しく鍛えるところとか、第9話、第10話の、超重砲グスタフの登場する連作2話における、裏切りの父の話、そして、佐原博士がブレインとの関係を疑われたために、見方である国からも監禁されることになってしまうレッドマフラー隊とか、とにかくハードで見ごたえのある話の連続。
かなり面白かった。
ただ、後半は、極端にお子様向きになってしまうので、ちょっとダレるんだけどね。(^_^;