火星の月の下で

日記がわり。

ペッパーランチと神保町

今回東京に行ったのは、親類の見舞い、ということの方がメインだったので、翌2日はそっちに行ってた。
ただほとんど顔出しだけ、っちゅう状態だったので、午前中に終えて、秋葉原へ。
メディアだけ買ってそそくさと退散しようと思ったら、駅前の食べ物ビル(正式名称知らん)に「ペッパーランチ」というのがあって目についたので、食ってみることに。
このビルは素通りのことが多いので滅多に入らなかったのだが、前からあったかな?・・・とにかく私は始めてだったので、一番安い、ビーフペッパーランチを食べてみることに。
鉄板に胡椒をまぶしたコーンライスが、それと横にレア状態で肉がついてきてた。
レアとかミディアムとかはそんなに好きではないお子様舌のウェルダン党なので、鉄板が暑いうちにじゅうじゅう焼いてウェルダン状態にして、食う。
胡椒まみれのライスの印象から、無茶苦茶辛いのかな、とか思ってたけど、そんなこともなく、普通程度にはおいしかった。
ただ、料金帯が700円から900円、というのはちょっと高い感じかな。
ポン橋とかだと、450円から600円くらいになると思う。
さて、今回アキバは軽く出て、聖橋を渡ってお茶の水へ、そこから神保町へと歩いていった。
そこで知った衝撃の事実。英米書以外の洋書古書が激減してる。
北沢なんか、英米書しか置いてない状態。
加えて信山社も、一階の片隅にかつてあったReclam文庫が見つからない。・・・撤去?(涙)
仕方がないので演劇の矢口とかをいろいろと見てまわったけど、それほど食指は動かなかった。残念。
もっとも、いくつか楽譜を買ったのと、児童書の古書なんかも少し購入はしたけどね。
そして最後、新世界レコードへ行ってみると、ブルッフのオラトリオ、なんて凄いのが入ってたんだが、もうある程度散財した後だったので、残念ながら見送ることに。
エストニアの民謡集とかもあって、かなり心ひかれたんたけどなぁ。。。
次行ってももうないとは思うけど、一応心にとどめておこう。
それにしても、昔はヲタの巣と言えば神田神保町だったのに、すっかりアキバに取って代わられたような印象よのぅ。ま、当時はヲタクなんてコトバ自体がまだなかったけど。
平日の午後、ということもあってか、昭和40年代、50年代前半の頃のような、書籍フリークや古書ジャンキーはまったくと言っていいほど見ず(当時は平日の昼間でも、かなりいたんだが)ちょっと寂しくなってしまったところでもあ。
店舗の数も心なしか減ってるみたいだったしなぁ。