火星の月の下で

日記がわり。

◆ヨウスコウカワイルカ絶滅か?

揚子江にいる淡水棲のイルカがどうやら絶滅したらしい。記事
爬虫類愛好家に良く知られている、ヨウスコウワニとともに、揚子江に棲息する希少生物・ヨウスコウカワイルカ。80年代頃に、もう50匹を切ったみたいなニュウスがあって、保存に力を入れるのが遅かったが、今からでも間に合うかもしれない、みたいな記事をなんかの雑誌で読んだことがあったが、絶滅したようだ。残念。
ヨウスコウワニ(シナアリゲーター)の方は、天然の種はほとんど絶滅状態だが、延安大学だったかどこかで、繁殖計画がうまくいっており、飼育下ではあるが、絶滅の危機は脱して、個体数はわりと安定しているらしい。
ちなみに、数年前、増えすぎた分が一部、日本のペットショップにも流れてきてました。当時爬虫類界ではかなりの話題になったもんです。今でも、展示しているショップはあるかな。
鰐としては小型の部類で、成獣でも2mを少し越える程度、しかも鰐としては極めて珍しく、冬眠をするのである。冬眠をする鰐は、たしかこのヨウスコウワニと、アメリカの小型アリゲーターの2種だけだったと思う。
カワイルカの方もかなりの小型種で、なんとか保存計画がうまくいってたら、と思ってたのだが、やはり手遅れだったようだ。かえすがえすも残念。