火星の月の下で

日記がわり。

児童文学がヤバい件について

青い鳥文庫の『若おかみは小学生』を初めて書店で見たときには正直、けっこう驚いた。
児童文学の挿絵に萌え系の絵を使う、っていうのは、決して最近になっておこったことではなく、主流ではなかったものの、アニメーターや、絵はうまいけど作品はイマイチっていう漫画家とかを起用していることはたまにあったりした。まぁ、当時は萌え系、ってことばはなかったけどね。
萌え系にあたるかどうかすこぶる微妙だけど、今ではあっち系の痛い人になってしまった石坂啓なんかも、いくつか残していた。
とはいっても、決して主流ではなかったし、なにより海外名作、っていう定番の比重も大きかった。
『若おかみは小学生』・・・1巻だけ読んで見たけど、普通の児童むけ、の範疇には入っていると思う。よくできてるし、面白い。
問題はその挿絵だったわけで・・・。(^_^;
もっとも、この『若おかみは小学生』は、よくできているとは思ったけど、やや趣味ではなかったので、その後それほど気にはしてなかったのだ。
今回サンクリ遠征にあたって、車内で軽い読み物を、と思って「よく売れている」と評判だったフォア文庫の『妖界ナビ・ルナ』シリーズを5巻まで買って読んでたのが、こっちはすこぶる面白かった、というか、私の趣味にあった。
全10巻で一応完結したらしいので、続きを近いうちに読んでみたくなる内容。
加えて、これも挿絵が萌え絵系なんだけど、ほとんど絵物語と言っていいほど挿絵の量が多い。かなり漫画感覚で読める。
肝心の物語作者は、けっこうその筋からは名前だけはよく聞いていた池田美代子氏。
ということで、肝心のどこがどう面白いかは、全巻読んでから、アニメブログの方に書いていきたいと思う、つうか書ければいいなあ・・・。(^_^;