火星の月の下で

日記がわり。

AFIのベスト映画100

AFIのベスト映画100。(マイコミジャーナル
・・・と、こういうのが発表されたようだ。
元記事の方をまだあたってないので、簡単な感想に留めておくが、やはりこういうのは国民性が出るようですな。
1.市民ケーン
2.ゴッドファーザー
3.カサブランカ
4.レイジングブル
5.雨に唄えば
6.風とともに去りぬ
7.アラビアのロレンス
8.シンドラーのリスト
9.めまい
10.オズの魔法使い
11.街の灯
12.捜索者
13.スターウォーズ
14.サイコ
15.2001年宇宙の旅
16.サンセット大通り
17.卒業
18.キートンの大列車追跡
19.波止場
20.素晴らしき哉、人生
とりあえず、20位まで。
カサブランカみたいな国策戦争映画がこんな上位に来てたりして、ちょっとどうかなぁ、と思う点はあるものの、なかなか興味深い選択だ。
もちろん、各人各人の心に名画ベスト100はあるだろうから、これに引きづられたり、影響されたり、反発したりすることもないけど、世界最大の映画産業を有する国で選ばれた名画ベストだと思うと、いろいろ感慨もある。
市民ケーン』はフィルムセンターと、深夜のNHKでやってたので見たけど、今となってはそのヒューマニズムがいかにも古臭い気はする。ここでは上げてないけど、26位の『スミス都へ行く』もそう。
だがそれでも、その時代に生きてなくてもある種の郷愁めいたものは感じるし、自分が生きてきた時代の映画として、17位の『卒業』や62位の『アメリカン・グラフィティ』にも、わりとそれに近い郷愁は感じる。生きてきた時代、っていう点ではギリギリだけど、小屋で何度も見た51位の『ウェストサイド』なんかもそうかな。
そしてそういった郷愁以外にも、例えば54位の『マッシュ』みたいな、これをベストに入れていいのか?・・・って言うものやら、49位の『イントレランス』のような歴史的名画も入っている。うん、『国民の創生』ではなく『イントレランス』の方をサイレント時代の代表としてカウントした点については、好感もてるかな。ついでに言うと、100位の『ベン・ハー』はチャールトン・ヘストンの方なんだろうなぁ、サイレント時代にも『ベン・ハー』という大作はあるのだが。
もちろん、この中には、私の好きな名画、14位の『サイコ』、16位の『サンセット大通り』、74位『羊たちの沈黙』なんかも入ってるし、順番にさえ文句を言わなければ、けっこう楽しめるリストになっている。
ただ、それでも自分なりのリストは作っておきたいなぁ、とか思ってしまうわけで、内外ベスト5なら、アニメブログの方で、横のカラムに入れてたりするんだけど、ベスト100を選ぶとなると、楽しい作業ではあるだろうけど、すげー時間をくいそうだ。(^_^;
ベスト100とかは無理だろうけど、ベスト20くらいなら、そのうち記録してみたい気がする。