火星の月の下で

日記がわり。

やっぱり幻文がいい

ライトノベル板大賞なるものが発表されているようだが、たぶん、出版社なんかがやってるライトノベル特集よりは「今、何が読まれているか」っていうのがよくわかるのではないか、と思う。ただし、今期の作品で言うと『とらドラ』くらいしか読んだことがないので、はたしてあってるのかどうか、やや判断に苦しむ。
私の場合新刊として読むよりも、ある程度巻数が進んでシリーズ全体が見通せるようになってから読むほうが多いため(もちろん例外も多いけど)印象・・・の域は出てないけどね。
ただねぇ、最近、ひところよりはラノベ読まなくなったなぁ、っていう感覚がある。
よく読んでたのは、97年頃から02年頃なんだけど、この頃に比べて、点数が多すぎるので、自分の読書嗜好がどのあたりにいるのかわからなくなっちゃったのだ。
加えて、読んでいったものがあまり積み重なっていない感覚。
十代、二十代とかの若い世代だと、内側になにかつみあげていくよりも、その一冊一冊が面白くて楽しくて、っていう方が強いだろうから、そういったことはほとんど思考対象にはなっていないと思うけど、こんな年齢になってくると、ある程度読んだものが自分の中に反映していってほしい、っていう期待も少しだけあるので、どうしても「飽き」みたいなものもできてくるわけ。
とはいっても、読むのをやめるわけでもないし、今でも平台につんであるラノベを見ると、手にとって見たくなる衝動は強い。
ただひところのようにラノベ一色(つっても当時も一色ってこともなかったけど、今と比べると)ってことはもうないかなぁ、とか思ってくるのだ。
まぁ、この辺は時流とかなんとかもあるだろうけど、自分の嗜好性に立ち返る、ってことかな。やっぱり幻文が好きだし。
つうことで、今、ズーデルマンの『Frau Sorge』をチマチマ読んでます。・・・幻文というには、ちょっとアレですが。(^_^;