火星の月の下で

日記がわり。

鬼太郎より悪魔くんをしてくれ

水木しげる・貸本時代の名作3部作のうち、いち早くテレビアニメになったこともあって鬼太郎が一番有名だろう。
その鬼太郎の初期ヴァージョン『墓場鬼太郎』として深夜アニメで復活するらしい。
あのグロいのをどこまでやれるのかちょいと楽しみではあるけど、実は「アホな男」とか「地獄送り」とか、けっこう抜けた感じの恐怖譚もあって、意外なペーソスも楽しめたりする。
ただまぁ、作画次第ではあるかな、という気分もしているが。
個人的には貸本時代の作品なら、断然『悪魔くん』の方をやってほしい。崑崙の夜叉とか、スフィンクスとの対決、キリヒトの正体も含めてね。
河童の三平』も、ちゃんとしたアニメで見たい気はする。実写版は全然別物だったしね。
「ああ、三平が死んでしまった」・・・あのラストは子供心に感動したもんである。
貸本時代には名作はいくらでもある。いばら美喜とか、山田美根子とか、東浦美津夫とか・・・。
アニメ化とまでは望まないから、お手軽に読めるように再販してほしいんだけどなぁ。