ラノベ作家に直木賞

ラノベで直木賞とったわけではないんだが、ラノベ作家といっていいくらいの人に、直木賞がでたようである。
ライトノベルのタイトルでは、単発で出た『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』と、シリーズもの『Go Sick』のシリーズが著名で、両作ともそこそこに評価されてるように思う。わたしゃ『Go Sick』は途中で挫折したが。(笑)
ラノベから、芥川賞、直木賞が出るとしたら、奈須きのこかなぁ、とか思ってたので、ちょっと意外。とはいっても、私小説風味がうすいので、現行のスタイルだと、奈須きのこはちょっとまだ難しいかな。
まぁ、1970年代くらいから、芥川賞、直木賞をとる作家は退屈作家、というレッテルが定着しているので、これで埋没してしまわないように望みたいものである。
とくにここ数年は、女子大生に出してみたり、タレントに出してみたり、今年のように支那人をノミネートしてみたりと、とにかく話題性をひこうとして内容の空疎化にいっそう拍車がかかっているので、ますます退屈賞が固定化してきつつあるが、肩肘張らずにがんばってほしいものですな。それほど好き、っていうほどの人でもなかったけど。(笑)