火星の月の下で

日記がわり。

▽高校の英語教師は英会話が出来ません

英語で授業…「正直、無理」 高いハードルに先生困った

関東の県立高校の英語教員は率直に「無理」と言い切る。入試の志願者は定員を若干上回る程度で、アルファベットをやっと読める程度の生徒も入ってくる。中学の3年間で「英語は敵」と思うほど嫌いになった生徒もいる。

生徒の方に原因があるみたいな言い方だね。(笑)
もちろんそういう側面が大きいだろうさ。大阪府、東京都の底辺公立高校を見てきた目には、普通にやれば不可能に映るだろう。
高校内容にとらわれず、初等英会話程度を、ポルノチックな教材ででもやれば食いついてくるんじゃねーか?・・・とも思うが、それはそれで問題があるだろうしね。
しかし一番「無理」と感じるのは、高校の英語教諭のほとんどにそういう能力がないからだろう。
連中が不真面目だった、ということ以上に、そういう教職教育は受けてきていないし、単に業務が増えるだけ、になるからだ。もちろん、能力的に問題がありまくる英語教諭が多い、というのも一因だろうとは思うが。
一番手っ取り早いのは、大学入試の英語をヒアリング8割くらいにしちゃうこと。
ここで重要なことは、底辺大学からやるのではなくて、東大、京大、旧帝大といった、一応世間では難関と言われているところから2次試験でやること。
ヒエラルキーの頂点がやると移行するのは早いと思うよ。
これに関しては技術的な問題がいつも言われるけど、それに対しても本格的に対応すべき時が来てるんじゃないか。
英語教諭、というありもしない人的資源に頼って、戦闘システムを考えない、というのは、戦時中の日本軍と同じじゃねーか、と思うんだがな。
とはいえ、バカな英語教諭を数多く見てきたので、連中の淘汰になるのなら、それはそれでこの改定案は賛成だが・・・絵に描いた餅に終わりそうな気も強くするなぁ・・・。(^_^;