火星の月の下で

日記がわり。

▽今年の少子化

出生率全国最低は東京・目黒区で0・74
以前から再三書いてるが、日本人口は多すぎると思う。
したがって、減少していること自体はけっこうなことだと思うんだけど、問題は、均一に減ってないこと、一極集中が激しすぎて、地方の過疎化のスピードが適正減少をはるかにこえてしまい、ほとんど地方が崩壊しかかっていること、そして少子化の利権化などである。
地方の疲弊、崩壊は、その土地を歩いてみるだけでわかるくらいにすさまじいものになっていて、首都圏に住んでいる人間にはちょっと想像がつかないだろう。いまだに首都圏の人間は、地方の崩壊を自業自得の文脈でとらえ、その閉鎖性を嘲笑するだけだ。政治家にもそういう風潮は少なからず感じる。
しかし、地方が崩壊した後に誰が来るのか、ということを考えれば、地方の疲弊を嘲笑する連中は、実は竹島尖閣を外国にやってしまえ、というのと同じことをしている、ということに気づきそうなもんなんだが。
もうひとつ、利権化。2年ほど前に書いた、というか、ハリコをここにリンクしておく。
少子化の成果。いかにムダなことに公費をかけてるか、ってことですな。(笑)
個人的には、少子化、というか晩婚化の原因は、男女の経済格差が縮まったからだと思っている。
中絶を禁止しろ、という連中が、某掲示板なんかにわいてるけど、女の就労を禁止、とまでは言わないが(禁止したら売春が増えるだけ、みたいに思うし)ハードルを少し高めに設けるだけで、かなりの効果になると思うよ。(笑)
まぁ、絶対にできないことだから、あえて書いておくけど。(^_^)