火星の月の下で

日記がわり。

▽下町横丁

新宿の“文化遺産”……しょんべん横丁の秘密に迫る
大昔行ったことがあるなぁ、だいぶ変わってしまったんだろうなぁ、と思いつつ読んでいったが、なんか外国人が増えてきているらしい。

このトイレも1千万円以上をかけ、2年前に改装された。
有名建築士に依頼し、女性に配慮して個室トイレの位置を変え、スペースも拡大。
内部は明るく清潔感が増し、「暗い・狭い・汚い」と3拍子そろっていた様相は一変した。
ただ、夜が更けるにつれ、順番待ちの列ができる光景は変わらない。

ほえ、あのきったねートイレ、綺麗になってるのか・・・。
しかしまぁアレだ、外国人が増えようと、綺麗になってしまおうと、まだ残ってるだけいいよ。
地方都市の、そういった闇市にルーツを持つ、あるいは色町や港の下町にルーツを持つ商店街、下町風横丁なんてのは、かなり消滅していってるんだから。
姫路や高砂といったあたりを歩いていると、もう史跡状態でしか残っていない。
神戸ではどうかなぁ・・・既に物心つく前に闇市ルーツはかなり整理されてしまっていたようだが、それでも新開地に繋がる支流繁華街なんかはまだ昭和30年代くらいまでは残っていたように思うが・・・。
震災がくるまで、たまに思い出したようにいっていた元町-神戸間の高架下商店街、なんかは今はどうなっているんだろうか。
三宮センター街はメインストリートというか、表の顔だったので、それほど思い入れはなくて、ほとんど「後藤書店」くらいしか愛着がないんだが、元町方面になると、まだ商店街に映画館があった頃くらいまでの記憶は鮮明にある。
大阪だと・・・さすがにまださびれるところまではいってないだろう、ジャンジャン横丁とか。
昔は「汚い東京」「危険な大阪」というのが、こういった横丁下町の雰囲気だったが、さすがに昼間歩いている分にはそれほど危険も感じなくなったが、あの猥雑な感じ、いつまで残るのかな。
あと、いっぱい飲み屋の串カツと言うと、難波以南のディープサウスよりも、大阪駅南側地下街の「2度つけ禁止」の串カツ屋の方が印象が深い。
まぁ、これは私が神戸生まれの東京育ち、ということもあるんだろう。