火星の月の下で

日記がわり。

○中二病

中二病全快なエロゲ教えてください
これを見てて思ったんだけど、なんか肯定的な意味というか、ニュアンスになってるね。今ではここで取り上げられているゲームから連想されるような、創造性の強い、というかいくばくかはある、という使い方なのかしらん。
中二病@Wiki ちなみに、Wikiの記事。
具体例がほとんどあがってなくて、かなりぬるい、というか、単なる概要を出しているだけなんだが、ここで取り上げられているこの言葉の出自となった深夜放送を聴いてないので、最初が肯定的だったのか、否定的だったのかは知らないんだけど、初めて耳にした頃は、かなり否定的な、どちらかというと「児戯」に近い感覚だったのだ。
しかし、上であがってるゲームなんかを概観してみると、ロウファンタジー*1のうちのダーク系、といった感じかな。
ここであがっているような、肯定的なニュアンスでの中二病作品なら、むしろひかれるところである。
気になるのが、こういう創造性の強い作品を求めることが、否定的なニュアンスでの「中二病」レッテルになってしまうのかなぁ、という危惧なのだ。
むろん、好きであれば、そんな世評を気にすることもないのだが、まだ登場して間がないことばできめつけられると、肯定的か否定的かを問わず、あんまり面白いものじゃないからなぁ・・・。
ちなみに、世界を影から支配する組織、孤独な少年サイキッカー邪気眼、貴種流離な謎の姫君、神の陰謀、みたいな素材はかなり好きだったりする。(笑)

*1:誤解があるといけないので、念のため、注釈。ロウファンタジー、ハイファンタジーの、low、high、というのは、品質の高低を語るものではない。現実との関係が、希薄か(ハイファンタジー)、濃厚か(ロウファンタジー)という区分である。この言葉ができた当初は、ロウファンタジーが現実世界の中に侵入してくる超自然、怪異を、ハイファンタジーが現実世界を飛び越えてしまって、あるいは最初からまったくでてこなくて、物語の大半が徹底して異世界、もしくはそれに類する場所で起こるものをさしていた。作品の品質はもちろん、題材とされるファンタジーの質や描写の薄さ、濃さ、を表すものではないことに注意。