火星の月の下で

日記がわり。

○今までで一番面白かったドラマは?・・・に対する私的回顧

今までで一番面白かった日本のドラマって何?・・・この記事を読んでて知らんドラマばっかりだったのに唖然。『白い巨塔』くらいさかのぼればなんとかわかるけど。
もう平成になってからというもの、実写ドラマとかはほとんど見なくなった。見てるのは日曜朝のヒーローものくらい、あと大河が話題になった年に少し見る程度かな。
劇映画は今でもけっこう見てる方だけど、それでもCSの映画チャンネルで見てる方が多くなってしまった。
そんなわけで、最近のTVドラマはまったく見てない、というきわめて限られた限定条件の中で、個人的に好きだった、面白かったTVドラマを回顧、つっても名前をあげるくらいだけど。
1.『怪奇大作戦』:見たときの衝撃は未だに忘れられん。特撮としては、かなり古いものがあって、映像表現としてはひっかかるところもあるけど、未だに私のベスト。
2.『天と地と』(NHK大河):かなり思い出補正がかかってるけど、初々しい石坂浩二宇野重吉の渋い宇佐美、米倉斉加年の飛加当、どれをとっても未だにまぶたの裏に生き生きとよみがえる。大河ではこれが一番好き。
3.『お荷物小荷物』:たぶんもっと面白いホームコメディはその後多く作られただろうけど、最近のを見てないので、ホームコメディというと、これかな。
4.『素浪人月影兵庫』(近衛十四郎版):一部モノクロなためか、再放送としては全編カラーの『花山大吉』の方が圧倒的に多いけど、しっかり弱点のある月影兵庫の方が断然好き。
5.『風と雲と虹と』:加藤剛の将門より、緒方拳の純友の方が魅力的だった。大河というと、戦国、江戸時代ものはあんまり好きじゃなくて、『新・平家物語』、視聴率的には苦戦したみたいだけど『花の乱』、そして本作あたりも好きだった。
6.『部長刑事』:40年もやってたので、さすがに全部を見ていたわけではないけど、60年代から、70年代後半くらいまではほぼ見ていたと思う。市井の人間ドラマとして、秀逸。
7.『三匹の侍』:槍使いを演じた長門勇の「おえりゃーせんのう」というのは、今でも耳に残ってる。
8.『藍より青く』:NHKの朝ドラは、大河ほどには見てないので、もっと趣味に合うものもあるかも知れないが、私としては、本作『藍より青く』と『たまゆら』『おはなはん』『ふたりっ子』がベスト4。中でも本作と『おはなはん』はテーマ音楽も大好きで、毎朝楽しみに見てた。
9.『キーハンター』:世間が騒いだお色気描写よりも、切ない悲恋もの、といったエピソードがときどきあって、そういうのが好きだった。
10.『タイム・トラベラー』:NHK少年ドラマシリーズ第1作。『時をかける少女』の映像化第1作でもある。半年後にやった『続タイム・トラベラー』で、ヒロインの女の子が変わりすぎてしまってて衝撃を受けた覚えがある。
少年ドラマシリーズではこれ以外だと、『暁はただ銀色』『夕ばえ作戦』『つぶやき岩の秘密』『ユタとふしぎな仲間たち』なんかも良かった。
次点『スクールウォーズ』『白い巨塔』:上のリンク先にあがってる名前で、同感できるのって、この2作くらいかなぁ・・・。
こんなとこかな、思い出補正がかかってるのもかなりあるし、なんせ最近のTVドラマをあんまり見てないので、決して「今までのTVドラマの中で」なんていうものではないが。