火星の月の下で

日記がわり。

◇研究効率から見る大学ランキング

研究効率で見る本当の大学ランキング: 学術論文が1回引用されるのに必要な研究費
ぼくのかんがえた大学ランキング
投下される研究費と、学術論文との関係で考えてみた大学ランキングらしい。たいへん面白い。
製作者自身も書いておられるが、あくまで資料の一つ、ということだが、いろいろな示唆があってなかなか興味深い。
感想としては、こういう資料も実に有意義だと思う反面、自然科学系に特化してるんだろうなぁ、という気もする。
社会科学系の東の雄である一橋大がリストになく、同様に西の雄である神戸大の評価が著しく低い、というのも、自然科学系に特化しているためだろう。
確かに、研究費と論文成果、という観点で考えた場合、数字としてかなり信用できるのが自然科学系だからだろう。
では、社会科学系、人文系の学術性を反映させるにはどうしたらいいか・・・これは自然科学系と比べものにならんくらい難しいだろなぁ。。。
日本のような国土では、自然科学こそがまず未来を切り開いてくれるはずで、自然科学系に特化していくのは当然だと思うが、同様に社会科学系の立ち遅れ、というのもけっこう痛切に感じるので(とりわけ経済研)なんとか反映できるようにしてほしいものだ・・・あ、これは上のランキングを作った方に、ではなく、大学研究なんかを考えている専門の方々に対して、ね。
人文科学系は、別に反映させんでもいいかな。
ファインマンに言わせると、人文科学なんてのは、未開人のまじないみたいなもんらしいから。(笑)