火星の月の下で

日記がわり。

○ラノベ作家養成講座

「ライトノベル作家になる」という20代が急増…ライトノベル専門学校に通う人も
本文より、その下の2ちょんねるなレスの方が面白いけど、一つ大事なことが抜け落ちてる。
それは、伝播速度の問題。
ラノベにも面白いもの、文学的なもの、斬新なもの、深いものも少数とは言え、あるにはある。
ただ、ひとたびあたると、それが登場した時点では革新的で斬新だったのが、一夜にして古典化し、定型化し、フォーマットができちゃうわけだ。このスピードが尋常ならざるくらい速い。
スレイヤーズ』とか『マリみて』とか『ハルヒ』とか『シャナ』とか一連の西尾維新とか、登場した瞬間は斬新だったのだよ。
ところが、一瞬のうちに定型化し、「〜のようなもの」になってしまう。
したがって、それが登場した瞬間を知ってないと、なかなかその作品の良さがわからない、という、なんとも激しいデスレースになっちゃうんだよなぁ。
それと養成講座についてだけど、「文章を学ぶ」という効果はあるんじゃないかなぁ、と、かなり消極的ではあるけど、良いところが皆無ってわけではないだろう、という意見も添えておきたい。
ただ、こういう養成講座なんかができてくると、ジャンルとしてはもう頭打ちなんかなぁ、という気は少しするが。