火星の月の下で

日記がわり。

◇独-英戦

W杯決勝トーナメント。第3試合・独-英戦で幻のゴールが起こり、早くも世紀の誤審とネットでは議論沸騰。
続く第4試合・アルゼンチン-墨戦では、アルゼンチンのオフサイドを審判が取らずに、これまた世紀の誤審と、2試合続けての誤審騒動。
もっとも仮に誤審がなくても、独、アルセンチンが勝っていたとは思うけどね、決勝トーナメントとは思えないくらい、地力の差があった2試合だったから。
さて、そんな中、G20に出席中の、独、英の首相が、
W杯大誤審に独首相が英首相に「明らかなゴール。ごめんなさい」

カナダ・トロントでの20カ国・地域(G20)首脳会議に出席していたキャメロン英首相はメルケル独首相と会議を抜け出し、試合後半をテレビ観戦した。
メルケル首相は「ランパード選手のシュートは明らかなゴール。ごめんなさい」と、失意のキャメロン首相をいたわった。

アンゲラも何言ってんねん、と思ったけど、なんかほほえましくていいなぁ。
日本のボンクラ首相にはちょっとできんパフォーマンスだな。
もっとも、フランスでは今回のチーム内紛騒動に政府が乗り出してきた、なんてニュウスも流れているだけに、そういったことに熱中できる土地柄、みたいなのがあったんだろう、とは思うけど。
もう一つ、この件に関して、ドイツのフルンクフルター・アルゲマイネ新聞(FAZ)がHPで、このときの様子をCGAで再現してくれている。
ランパードのウェンブリー・ゴール
ウェンブリー・ゴールというのは、1966年のW杯で起こった「幻のゴール」のことで、会場だったウェンブリー・スタジアムから取られている。
残念ながら実写の動画じゃないんだけど、CGAでのいろんな角度からの再現で、どう見ても入ってた、と言っているわけだ。
さすがにこのあたり、自軍に有利になることであっても、容赦ないね、ドイツ人。(^_^;
ドイツ3大高級紙の残り2紙、南ドイツ新聞と、ディヴェルトの記事もリンクしとこう。
審判だけが見てなかった!(南ドイツ新聞)
ウェンブリーがブルームフォンテーンという名になった(南ドイツ新聞)
大勝利!これで貸し借りなしだ(ディ・ヴェルト)
ディ・ヴェルトの見出し記事は、1966年の決勝でドイツが誤審に泣かされたことを言ってて、はなはだ挑発的ではあるけど、本文ではきっちり誤審だ、としているね。