火星の月の下で

日記がわり。

コミケの中にも村や都会がある

コミケってそんなに酷いの?・・・を読んで雑感。
まぁ、ひどいところはひどいんだろうなぁ、と、21世紀になってから、かなり他人モード。いや、90年代半ばにはもうかなり他人モードになってたかな。
創作系とか、特殊なテーマ系とか、文章同人とかにいるようになってからは、入場時と退場時に混雑を見るくらいで、あとはガラガラってこともないけど、それほどひどい混雑は体験しなくなった。
人口10万から30万程度の地方都市メインターミナル待合室程度かな。人はたしかに多いし、いることはいるが、日常よりは少し多い程度。
思うにコミケにも都会と村ができてるんだよなぁ。
男性向け創作(要は限りなく黒に近いグレーゾーンなエロ系)とかプロジンとか、準プロジン*1とかは、阪急梅田駅とか、御堂筋線とか山手線とかの朝のラッシュのさながら大都会。創作系とか文章系とかだとローカル駅の待合室程度。
性欲がムンムンたぎる若い連中が都会へ行き、年老いた「枯れモノ系」が地方都市の自然にあこがれるのとも、なんか似てるし。(笑)
かつてはワタクシもあの中に身を投じていて、サークルの友人が一挙に集まって*2、分担買出し、なんてのもやっていたのは遠い昔。
今もああいった分担買出しなんてのがあるのかどうかわからんけど、人が購入する冊数を制限するところとかもでてきたし、同人ショップやネット通販で買えるところも増えてきたので、昔みたいな規模は、かなり減ってるだろう、とは推測するが…。それでも全体のマスが全然違うからなぁ。。。
たぶん今やってるのは、テンバイヤーくらいじゃないか、という気もする。
とはいっても、まったく大都会に突入することがないかというとそうでもなく、知り合いがそういう場所にスペースをとっていたり、体力に若干余裕があってたまたま興味のありそうなものを見つけていたり、なんて時には短時間とびこむことはあるのだが。
なんか文化の違いを体験するようだ。
しかし上のリンク先にあるような、興味本位の入場者、お客さん感覚のヤツが来るようなら、もう入場料とれよ、という気持ちになるな、一桁(70年代)から参加している身としては。
手間、という点で全然現実性がない、というのはわかってはいるが、時間帯で入場料を変えてみることができたら、ある程度の対策にはなるかなぁ、と、ぼんやり思うこともある。
10時前は入場料1万円。10時〜11時が5000円、11時〜12時が3000円。12時から15時が1000円、15時以降がタダ、とかね。
暴動が起こりそうだな。(笑)
それ以前にサークル参加がダミーばっかりになってしまいそうだから、現実味のまったくない妄想ではあるが。

*1:人によって基準はさまざまだろうけど、それによって生活できてたり生活費の半分以上の収入があればプロジン、黒字になれば準プロジン、というのが、ワタクシの感覚。

*2:最初は5〜6人でスタートしたが、その効率が知れ渡り、だいたい20人前後、多いときは40人くらい集まっての買出しになる。1人の購買件数が制限されていなかった頃で、1人で担当人数分、20冊とか40冊とか買っていくので、数箇所並んで購入するだけで、相当な体力を消耗した。