火星の月の下で

日記がわり。

○電子書籍は誰が読むのか

「あなたはKindle等の電子出版物を買った事がありますか?」と学生に訊いてみたらけっこう絶望しちゃった話
わたしの周囲なんかでも、同人やネットで知り合った友人達は皆なんらかの形で電子書籍を購入、利用していた。
中には「もうこれからはこれしかない」と入れ込んでいるのもいたし、kindle前提で通販の話をしている者もいた。
しかし彼らは皆クレジットカードの作れる社会人なのに、その前提を忘れてしまっている。
確かに学生だってクレカは作れるよ。
でもそれは「物理的に可能だが」というレベルにすぎず、現実をまったく見ていない。
政治関連でも、すぐに「情弱」ってことばを使いたがる人が一定数いるが、ネットを使わない、あるいはせいぜい特売の告知程度にしか使っていないなんて人は、そういった「情強」を気取っている人達が想像もできないくらいものすごい数がまだまだいるのである。
人は自分が普通に使っているとそれが常識だと勘違いしやすい。その良い例ではないか、と思う。
というわけで、なかなか面白いコラムでした。