火星の月の下で

日記がわり。

○「おちち」に関するどうでもいいムダな考察

坂道を上りながらこう考えた。
巨乳と書くとデカくなる。
貧乳と書くと小さくなる。
まことお乳の世界は多士済々。
いづれを選ぶか目移りしていると歳をとってしまう。
歳をとっていづれの恩恵にもありつけないと悟ったとき、そこにラノベが生まれ工□ゲが生まれる。
というわけで、どうでもいいことをつらつら考えていたんだけど「巨乳」っていう表現は変だよな。
「乳」ってのは本来「乳汁」の意味なんだから、乳房がデカい状態を表現したいのなら「巨房」と言うべきではないか、という気がしてきた。なんかの果物の品種みたいだが。
どのあたりから「巨乳」と言い出したのかはあまりにアホらしくて調べる気も起きないのだが、個人的な記憶で言うと1980年代の初頭、女相撲に「巨乳」という女力士がいたのが私の記憶としては一番最初。
ただしこの四股名は「きょにゅう」ではなく「おおちち」と読む。
実際の大相撲の力士に「巨砲」という四股名の関取がおられて「おおづつ」と言う読みだったことに由来していたのだろうと思う。少なくとも「巨乳(おおちち)」という四股名を見たとき「ああ巨砲関の四股名をパロッてるんだな」と思ったからだ。
で、この「巨乳」という表現が、それに類するいろんな呼び名を生み出していったわけだが、巨乳、爆乳、複乳、奇乳、超乳、というあたりは、意味を知らなくてもなんとなく漢字の力でイメージは伝わるが、豊乳とか無乳とかっていうのは意味を知らなければ乳量の多寡に関する表現だと思ってしまうのではなかろうか、まったくどうでもいい話だが。
この辺、巨乳ほどの広がりを見せなかったけど「おっぱい」という表現とどの程度関係しているのだろうか。
おっぱいに関しては、その派生としては「Π/(パイスラッシュ)」くらいしか思いつかないのだが、この辺は漢字ではないので視角的には広がりにくい、ってことなのかな。